この使命を追い求めて、このブログを書いています。 原作本(『こんな夜更けにバナナかよ~愛しき実話~』、2003年刊)を読んだ人や、この映画をきっかけに鹿野氏を知った人がこの映画に期待を寄せているようです。
映画「こんな夜更けにバナナかよ」の ネタバレも少なからず含んでいるので、あらかじめご了承ください。
鹿野がボランティアの気を引くために狂言じみた言動をとるのに対し、美咲も恋人の田中の気持ちを離さないために自分は教育大生であるという嘘をついていました。
彼の晩年を描いたということで、その結末はもちろん涙無くしては読めないもの。
くっつけばいいのにと思っていたが美咲が振って残念。
その光景を見た安藤は、 「障害者はそんなに偉いの?」と言い放ち、 口論となる。
「映画を観た後、ふっと何かを考えたり口にする、そんな人が一人でも増えてほしい。
それはむしろ、自分が自分に近づくためのプロセスであるともいえます。 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のネタバレあらすじ:承 美咲はジンギスカンパーティーに参加します。 重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。
7こちらも楽しみですよね。
ちょっと元気が無くなった時、未来に希望が見えなくなってしまった時、鹿野の姿を見てクスッと笑って勇気をもらってみるのもひとつの方法なんじゃないかな。
鹿野は、女性ボラに囲まれて入浴介助の真っ最中。
安堂美咲は、書店に勤めるフリーターです。 夜中にバナナが食いたいからと介助者を起こすエピソードもそうですが、自慰したいからとAVを借りに行かせるその強い精神力に脱帽し、一方でそこは健常者と何も変わらないのだと妙な親近感を覚えました。
5さらに集めるだけでなく、そのスケジュール管理を大事な仕事です。 障害者が地域で自立することなど不可能だと言われていた1980年代に、彼はあえて病院を飛び出し、ボランティアスタッフとともに自立生活を営むことを選びました。
鹿野に憧れる車椅子の少年、島田亘役は 宮澤秀羽• しかも新人のボランティアを育てるのも鹿野さんの仕事で、学生が卒業すれば、新しく入ってくる人を一から教育しなければなりません。
自由奔放な鹿野氏に負けず劣らず、彼を支えるボランティアスタッフたちもまた個性的なんです! この映画で主軸になる安室美咲は、福祉にも介護にも一切興味がない、ごく普通の女子大生。
この病にかかった患者は、2つの選択肢のなかで生きなければなりません。 たまに鹿野の母親が鹿ボラの人達に手作りのいなり寿司を持参して来ることもあるのですが、顔を見るなり「出ていけ、くそばばあ」と素っ気ない態度をとるのでした。 2011年、取材、執筆に8年を費やした『北の無人駅から』を北海道新聞社から刊行、サントリー学芸賞、地方出版文化功労賞をはじめ数々の賞を受けた。
そういう状況にも関わらず、 鹿野はとにかく前向きです。 それだけでも大変なことですが、さらに 厄介なのは内臓の筋力まで低下してしまうことです。
三浦さんのご冥福をお祈りします。
自立生活をエンジョイする鹿野氏を陰ながら支えつづける両親。
「グッと来た~」 このやり取りだけが記憶に残るので、映画「こんな夜更けにバナナかよ」は大泉洋演じる障害者の鹿野と、鹿野に振り回されるボランティアたちを描いた コメディ映画なんだと、勝手に思い込んでいたのです。
18鹿野と美咲の恋模様がなかなか面白かった。
そうしなければ、生きていくことができないのです。
障害を持つ鹿野を 「一人の人間」として撮った作品であり、 それに呼応するように動く、 取り巻きの人物たちの心情も楽しめるだろう。
内容が内容なだけに見る人は少なくゆっくり見ることができました。 鹿野はある日体調を崩してしまい、人工呼吸器をつけなければ死んでしまうと告げられます。
北海道札幌市でボランティアたちに支えられながら「自立生活」を貫いた鹿野さんを、北海道出身の人気俳優・大泉洋が独特のユーモアを醸し出しながら演じている。
教育大生を名乗っているけど、実はフリーター。